サービス提供責任者とは?介護福祉士が就くことができる?

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介護業界のお仕事に従事している方ならサービス提供責任者(略して”サ責”)という言葉を聞いたことがあるのではないのでしょうか?

どのようなお仕事をするの?実際に介護はするの?今回はサービス提供責任者について解説いたします。

サービス提供責任者とは

サービス提供責任者とは訪問介護業界で必要なポジションであり、実際に介護を行うのではなく、サービスの提供などの管理を行う役割を果たします。

簡単にまとめると

ヘルパーと利用者さんの調整

利用者さんのアセスメント

訪問介護計画書の作成

ケアマネジャーとの連携 などが挙げられます。

つまり、利用者のニーズや介護プランの目標、介護サービス提供者の役割分担や連携を明確にしていくことが役割となります。ある意味介護現場の裏方役とも言われます。

仕事内容は?

サービス提供責任者は訪問介護サービスを利用する際に利用者さんの自宅を訪問しアセスメントを行います。サービスの要望や介護の問題点などを聞き取り提供するサービスを考えます。しかし、ケアマネージャーさんも自宅訪問しアセスメントを行なっています。ではケアマネと何が異なるのでしょうか。

<ケアマネ>
その利用者の全体的なケアプランを作成する

<サービス提供責任者>
ケアマネが作成したケアプランから訪問介護に関する箇所を抜き出して、より具体的にケア内容を示した訪問介護計画書を作成する

つまり、サービス提供責任者は訪問介護のサービス部分を詳しく決定していく役割を果たします。

他には、担当している利用者のサービス担当者会議に出席したり、ヘルパーさんの支援や研修指導を行います。

サービス提供責任者の配置基準

訪問介護事業所には1名以上のサービス提供責任者の配置が義務付けられています。

直近3か月での利用者数 必要配置人員数
40人以下 常勤で1人以上
41人~80人 常勤で2人以上
81人~120人 常勤で3人以上
121人~160人 常勤で4人以上
161人~200人 常勤で5人以上

しかし、以下の要件を全て満たす場合には、利用者50人に つき1人のサービス提供責任者の配置が可能。

① 常勤のサービス提供責任者を3名以上配置している 
② サービス提供責任者の業務に主として従事する者を1人以上配置している
③ サービス提供責任者が行う業務が効率的に行われている場合 

サービス提供責任者になるには?

サービス提供責任者とは、あくまでも「職種名・役割」です。
特に研修や試験はありませんが介護についてある程度理解がないと務まりませんよね。

ですのでサービス提供責任者になるには一定の条件はあります。(※R.1現在)

介護福祉士、看護師、准看護師、保健師のいずれかの資格を取得している

実務者研修を修了している

ホームヘルパー1級を取得している(※)

介護職員基礎研修を修了している(※)

※ホームヘルパー1級講習、介護職員基礎研修はすでに廃止されているが、廃止前に資格を取得している方・研修を修了している方はサービス提供責任者になることが可能。

もちろんケアマネや利用者、利用者家族とのアセスメントや担当者会議がありますので、介護知識だけでなく、ある程度のコミュニケーション能力やスケジュール管理能力があればなお良いと思います。